【キャストのその後】ターニャ・ブラント(Tanya Blount)

「天使にラブソングを2」で、ローリン・ヒルの親友役として出演し、誰もいない小礼拝堂のピアノの前で「His eye is on the sparrow」を歌った場面は多くの人が覚えていると思います。

ソロ・アーティストとしてデビュー

この映画の後、彼女はソロ・アーティストとしてデビュー。デビューアルバム「Natural Thing」は1994年にリリースされ、米国のR&B/ヒップホップアルバムチャートで最高58位にランクインしました。その中のシングル「I'm Gonna Make You Mine」は、R&B/ヒップホップソングチャートで最高57位、そして「Through the Rain」は最高27位に達しました。これに続く「Hold On」も同チャートで66位を記録し、ブラントはその年のホリデーシーズンに「Remember Love」というシングルをリリースしました。1995年にはソウル・トレイン・アワードの最優秀新人賞にノミネートされました。

今悪い意味で話題になってるBad Boy Entertainment 時代

1996年には、ショーン・コムズのバッド・ボーイ・エンターテインメントと契約を結び、2枚目のアルバムのレコーディングを開始しましたが、このプロジェクトは最終的にはリリースされませんでした。ブラントはその後、2000年にレーベルとの契約を解除し、和解交渉を行いました。(この時期は話題の作品にもいくつか収録されていますが、最終的にはレーベルを離れるためにまあまあ泥沼裁判だったので、彼女のキャリアとしては「黒歴史」かもしれません)

ブラントはその後も音楽キャリアを続け、「What Every Woman Wants」、「Sneaky」、「Preacher's Kids」、「Born to Sing!」、「Christmas in Washington」などの作品に関わっています。2008年には、タイラー・ペリー(Sister Act 3の監督が決まってます)の映画『The Family That Preys』で彼女の曲「Right Here」が使用されました。

結婚してからの夫婦ユニットがめちゃくちゃカッコ良すぎるんです。

2016年には夫のマイケル・トロッター・ジュニアと共にデュエットアルバム「Love Affair」をリリースしました。このアルバムからのシングル「Hi Ho」は、ペースト誌のクリス・エスティによって「ブレイクアウト・ソウル・ヒット」と評されました。2017年には、ザ・ウォー・アンド・トリーティ(このデュオは最高です!大好き!!)として「Down to the River」というEPをリリースし、「ブルース、ゴスペル、ソウル、ブルーグラス、カントリー」とのミックスで「葛藤と救済についての素晴らしい傑作」と称賛されました。古臭いソウル・ミュージックとカントリー大好きな僕としては、このデュオのサウンドはほぼ理想に近いかもしれません。2018年には、デビューアルバム「Healing Tide」がリリースされ、2018年8月10日に発売されることがローリングストーン誌によって報じられました。2020年9月25日にはセカンドアルバム「Hearts Town」をリリースしました。

2023年に、ザ・ウォー・アンド・トリーティは、カントリー・ミュージック協会賞とアカデミー・オブ・カントリー・ミュージック賞の年間最優秀デュオ部門でノミネートされた初の黒人デュオとなりました。さらに、彼らは第66回グラミー賞の2部門、最優秀新人賞を含むカテゴリーでノミネートされています。また、このグループの活動を基にした伝記映画が間もなく公開される予定です。楽しみ~~~~!

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