俳優マギー・スミスさんが、現地時間の27日に89歳でこの世を去りました。彼女と『天使にラブ・ソングを…』では厳格ながら愛情深くシスターたちを見守る修道院長を演じました。その後、映画『ハリー・ポッター』シリーズのミネルバ・マクゴナガル先生役で若者たちにも親しまれました。共演したウーピー・ゴールドバーグさんが、Instagramで追悼コメントを寄せています。

Instagramでウーピーさんは、「マギー・スミスは素晴らしい女性であり、卓越した女優でした。彼女のような方と共演できた幸運に恵まれたことが、いまだに信じられません。ご家族の皆さんに心からお悔やみ申し上げます。安らかにお眠りください」と追悼のメッセージを投稿しています。

1934年に生まれ、イギリス出身のマギーさんは、『ミス・ブロディの青春』（1968年）と『カリフォルニア・スイート』（1978年）で2度のアカデミー助演女優賞を受賞したことで知られています。また、彼女は英国アカデミー賞（BAFTA）でも頻繁に名を連ね、イギリス王室からは「デイム」という称号を授けられていました。

一方、マギーさんの息子、トビー・スティーヴンスさんとクリス・ラーキンさんは、英国BBCに声明を出し、「非常に悲しいことですが、母、デイム・マギー・スミスの訃報を伝える必要があります」と述べました。彼らの報告によると、「マギーさんは9月27日の朝、病院で静かに息を引き取りました。彼女は孤独を好む人物でしたが、亡くなる時には親しい友人や家族が側にいました。彼女は2人の息子と5人の孫を残し、その才能溢れる生涯に感謝しつつも、家族は深い哀悼の念に沈んでいます」と語っています。

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